友人や知人の結婚が決まると、結婚祝いの贈り物に頭を悩ませる方が多くいます。相手に失礼にならないように、また相手が喜んでくれるものを贈るのが一番です。最適な方法が本人に欲しいものを聞くことですが、サプライズにしたい時や聞くのは気が引ける場合などもあります。一般的に結婚祝いで喜ばれるのは、新生活を始める二人の助けになるものです。
食器やキッチン用品、新居を飾るインテリア雑貨などこれから始まる二人の新生活を連想されるものが良いです。その贈り物の金額は1万円から2万円くらい予算を考えることが多いですが、複数で贈る場合には、実用性の高い少し高額な家電なども喜ばれます。また、二人お揃いのもの、例えばパジャマやスリッパなどペアで使用するとより幸せ度が増すものなども喜ばれるはずです。気を付けなければならない点は、はさみ、包丁、ナイフなどは縁を切るということを連想させるので結婚祝いにはタブーとされています。
近年では、カタログから好きなものを本人に選んでもらうカタログギフトも人気があります。本人が選ぶので失敗がないことがメリットです。結婚祝いの贈り物を渡すのは、正式には相手の自宅に伺い、大安や先勝など吉日に直接手渡すことです。挙式1~2か月前くらいに渡すのが一般的です。
その贈り物につける熨斗は、一度結ぶと引っ張ってもほどけない10本の水引のついた結び切りのついたものを使います。表書きには濃墨で水引の下に贈る人の名前を入れます。結婚祝いを選ぶのは、こちらまで幸せな気持ちになる