結婚祝いの贈り物は、結婚が決まった2人に祝福の気持ちを込めて渡しますが、贈る際のマナーがあります。まず、結婚祝いの贈り物は、結婚の報告を受けてから挙式までに渡すのが一般的で、可能であれば、直接渡すほうが望ましいです。また、直接渡すのが難しい場合は、お祝いのメッセージを添えて贈ると良いでしょう。結婚祝いの贈り物は、縁が切れることをイメージさせてしまうナイフやハサミ、弔事に使われることが多い日本茶、苦や死を連想するくしなどはタブーだといわれています。
結婚祝いの贈り物として、多くの人が喜ばれるのが現金や商品券で、おしゃれなディナー券など、祝福の気持ちを込めて贈れば金券類でも構わないでしょう。また、新郎新婦の好みに合わせて、テーマパークのチケットなどを贈るのも良いでしょう。それから、相手の好きなものを臨機応変に対応できるカタログギフトは、食器や家電など、結婚してから必要なものを相手の方と相談して決めることができるので便利です。本来は、結婚祝いの贈り物としてはあまりよくないといわれてきた、高級グラスなども最近は需要が増えています。
高級品は自分ではなかなか買えないものなので、新郎新婦の名前を入れたものを贈ると喜ばれるでしょう。また、夫婦となる2人の名前を入れた夫婦箸や、フォークやスプーンなどのセットの商品も人気があります。相手の好みが分からない時は、シンプルなデザインのものや有名なブランドのものを選ぶと良いでしょう。さらに、タオルなどの生活必需品や、空気清浄器や加湿器なども人気があります。